◆アマゾンチドメグサ
Hydrocotyle lencocephala
セリ科
アマゾンチドメグサという名前で熱帯魚店で販売されているものです。観葉植物としては出回ってませんが、ホームセンターで最近、水鉢の寄席植え用としてポット植えで売られてるのを見かけました。
アマゾンチドメグサという名前は、もともと日本にノチドメなどがたくさ自生してますが、それと同じ仲間で、南米産なのでこのように呼ばれているのでしょう。チドメグサはその名のとおり、葉を傷口に揉んでつけると止血作用があるということらしいです。
この種類は水草としても丈夫で、成長も早いため、すぐに水槽の水面を覆ってしまいます。そらりすの熱帯魚の水槽にも水草として植えてあるのですが、繁殖が早く、管理が大変で、1ヶ月に一度は2/3ほどを採って、知人にあげるか、捨てるなどしてました。その一部を水を張ったプランターに植えたところ、写真のように花を見ることが出来ました。本来は地上種なので、水槽では花はほとんど見られません。
直射日光の元では、葉の緑は濃くなり、葉も引き締まった感じになります。葉は500円玉より一回り大きいくらいです。観葉として楽しむには、なんか雑草みたいで(実際に現地ではそうだと思うよ)つまらないですが、白い花をぽつぽつと咲かせ始めると涼しい感じがして、それなりに楽しめます。水辺の植物との寄席植えにいいです。
もともと熱帯産なので冬は戸外では枯れてしまいます。冬は熱帯魚の水槽で保存しましょう。 |